資本優遇が資本主義-2

小野寺五典、高市早苗

1994年。31年前、香港・広州・昆明へ友人と3人で旅行に行った。

香港はイギリス統治下にあったが、摩天楼が聳え立ち、煌びやかな商品が溢れんばかりの天国。

かたや中国は共産党治下で食べるものさえない貧乏のどん底。

香港と中国本土で民族が違うなら「民族が違うので比較にならないよね」という結論になるが、民族は同じなのです。

資本主義なのか、共産主義なのかで天と地ほど差が生まれてしまうのです。

金融所得課税強化は認めない。資本主義なのか共産主義なのかは税制を見れば分かる。資本優遇が資本主義。

資本家（お金持ち）を優遇してお金を持たせれば投資するので、モノやサービスが産まれ、経済発展に寄与する。労働階級を優遇してお金を持たせても消費するだけで何も産まない。経済発展を目指すなら資本家（お金持ち）にお金を持たせるのが正解。

共産主義に寄って行くと活力が失われ、経済成長は絵に描いた餅になる。