「一夫一妻で家繋ぎ」と考えていた人でも、一夫多妻が国の制度として定着するなら「一夫多妻で家繋ぎ」と、考えを更新する人も多いでしょう。
先人の知恵では「正妻」「妾」という体制が良いようですが、「平等」の世の中では具合が悪いです。
すぐには問題になりませんが、トップの死で財産争いが勃発します。
そこで思いついたのがトップの意思による生前贈与です。
前提として相続税(贈与税)は非課税です(独立国民党は非課税の方針です)。
(例1)会社経営者の場合
例えば妻10人、子供が50人いて、「こいつに会社を継がせたい」という候補が5人いるとします。この5人に会社の仕事をやらせてみて、一番出来るやつに51%、次に出来るやつに30%、のこり3人で19%を3分割。のように、生前に贈与してしまえばいいのです。生前贈与は非課税ですので。
平等というなら、不慮の事故により生前贈与がなされなかった場合は妻10人で均等分配になってしまいます。誰の会社か分からなくなって廃業かもしれません。
(例2)株式投資家の場合。
例1と同じく妻10人、子供が50人いるとします。
株をやる気があるのは2割程度なので、対象は子供50人のうち10人です。
第一ステップとしてこの10人に少額贈与します。10年ぐらいやらせてみないと何とも言えないと思いますが、結果、ものすごく出来るやつ、まあまあのやつ、見込み違い、と分かれます。結果を見て、生前贈与で好きなように分配すればいいでしょう。
不慮の事故により生前贈与がなされなかった場合は妻10人で均等分配になります。
補足
通して言いたいのは、鎖国時代ではないので「長子相続」ではなく「実力主義」です。冒頭の「正妻」「妾」の考え方は長子相続思想の中より出てきたものと推測します。兄弟に1番2番3番と番号をふるように、妻にも番号をふっていたのでは?相続争い回避のためのルールと推測。江戸時代、実力主義は喧嘩になるので長子相続とルールを決めていた。
そして今後。
実力主義で喧嘩になるリスクを軽減するために先代による指名(株の多寡)で順位を決めればこの順位は動かし難くなる。実力主義なら殺し合いだと短絡する人は一定数いますが。(うちの近所では相続争いでいじめ殺しが発生しています)
追伸
一人で考えていて行き詰まったので脳内現状を公開いたします。ご意見募集します。
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