80年前の話

80年前のアメリカとの戦争について。

日本はバカだったと言う人は自分の都合のいいように時代背景を無視している。

当時は欧米列強の植民地支配が300年も続いて、世界の9割は欧米の奴隷だった。

アメリカとの関係がこじれた時、「一歩引いてじっと我慢していればよかったのに」と思う人は現代の時代感覚でジャッジしている。

当時は戦わなければ植民地になって奴隷扱いされる時代である。実際、世界の9割は苛烈な植民地支配を受けていた。

アメリカの要求を1つ飲んだら次は10個要求されるのである。石油を止められ軍備を破壊されたら奴隷の道へ一直線じゃないか。

「アメリカと組んでいたら違ったのでは？」と言う人も現代感覚でジャッジしている。当時は人種差別がスタンダードの時代である。日本と組みませんかと言っても鼻であしらわれたに違いない。現代とは時代背景が違い過ぎるのですよ。

先人が死力を尽くして戦ったから「ここら辺で手打ちにするか」とアメリカは引き下がり、日本語は残った（国体護持）。

現代日本人が安楽に暮らせるのは先人のおかげと知らねばならない。