月給45000円の上海を引き上げ、帰国しました。2003年の春です。
ハローワークで仕事を探し、地元福山の機械メーカーに面接希望を打診したら「来なさい」と言われました。
上海の水商売はトップシークレットですが、それまでの職歴は製造業で統一していたので、「真面目だけど変わった人」という印象だったと思います。
何としても欲しい仕事だったので面接でハッタリかましました。
「英語と中国語は日常会話程度できますので2時間でも3時間でも話せますし、自分が理解していることならどんな難しい話でも通じさせることができます」
海外展開を加速したい会社だったので「力になってくれそうな人」と判断されて合格になりました。
一通り仕事を覚えたら「会社に何か要望はないですか」とインタビューされたので「韓国の駐在員になりたいです」と言いました。
100人ぐらいの小規模な会社で要望はすぐに社長に届き、あっさり通りました。
給料1.6倍増で韓国ソウルに単独赴任しました。日本人は僕1人だけです。
ミッションは
1、技術的トラブル解決
2、金銭トラブル解決
たったの3ヶ月で2つのトラブルを解決し、帰国、退職しました。
以上があらすじですが参考にしてもらいたいエピソードを2点抽出します。
1つはハッタリかましたら面接に通った点。
上海での仕事は月給45000円でしたが、上海で1年近く仕事したから中国語の自信が持てて「中国語は日常会話程度できますので2時間でも3時間でも話せますし、自分が理解していることならどんな難しい話でも通じさせることができます」とハッタリかませたのです。
アルバイトでも小さな実績を作ればアピールできるし、実際、能力も向上しています。
2つ目はたったの3ヶ月でトラブル2つを解決した点。
外国で生活すると当然使う言語は外国語です。違う言語の中で生活すると脳が活性化して四段階上昇ぐらいの成長を実感できます。
上海で1年仕事したから脳がバージョンアップ、韓国で活躍できたのです。
自分ってこんなにすごかったっけ?と驚きましたよ。
以上、外国で仕事すると脳が成長するよ、という話でした。
くすぶっているなら外国に飛び出そう!
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