第三段階を具体的にしていきます。
先に結論言えば「続きを付け足す」作業です。
例えばサイエンス。
先人からバトンを受け取りました。よく見ると「絵巻物」でした。
「なるほど、世界はこんな風にできているんだ」と理解します。
人類5千年の研究結果を踏まえたら付け足せる可能性は限りなく小さくなっています。逆に言えば「続きはこうとしか書けない」とあらかじめ決まっているようなものです。
絵巻物にA4一枚付け足しました。また丸めて筒状にし、次の人に渡しました。
さらに単純化して言えばこうなります。
絵巻物に「今日学校に行って給食を」と書かれていたら、続きは「食べました」が最も自然です。前提がたくさんあればあるほど書けることが限られてくる。逆を言えば「そうとしか書けない」
芥川賞取るような人も先人の作品をしらみ潰しに読んでいます。それらを全て踏まえた上で新しいことを言わないと評価されない。
作家も科学研究者も先人の続きを書いているのです。
何事も新しいことをやろうと思ったら、第一段階、第二段階で前提を踏まえなければならないのです。
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