企業の資金調達方法は、大きく2つに分かれます。
1つは間接金融で銀行からお金を借りる方法です。
もう1つが直接金融で株式市場からお金を調達する方法です。
「株式市場からお金を調達する方法」と言っても、株式投資家でもなければピンとこないと思うので解説します。
株式市場からお金を調達する方法は大きく3パターンです。
1)新規株式公開し、株の1部を売却することによって創業者利益を得ます。
2)公募増資と言って、広く一般の投資家を対象に、新たに株式を発行し資金を調達します。
3)第3者割り当て増資と言って、有力なステークホルダーに株を大量に割り当て、見返りに会社にお金を入れてもらいます。
このように会社は株式市場から資金を調達して人件費や設備投資にあて、事業を拡大して行きます。
つまり、株式市場は銀行の代わりをやっているのであり、潤沢な金融市場があって初めて経済が成り立つのです。
従いまして、政府は税金を優遇して金融市場を育てていく役割があるのですが、岸田がやろうとしていることは全く逆で、金融市場が潰れてしまいます。
すると、経済が悪くなり、税収も下がり、失業率も上がり、何をやっているのか分からない結果となります。
金融を敵視するのではなく、税を優遇して育てなければ明日はありません。
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