バフェットさんが恩師グレアムから学んだのは「安全マージン」の概念です。日本語だと「安全域」「ゆとり幅」「余裕域」になります。
30トンのトラックが通る橋を耐荷重30トンで設計する人はいません。50トンか60トンまで耐えられる設計にるすでしょう。
バフェットさんはグレアム氏から「ネット・ネットの2/3で買う」と学びました。当時は当て嵌まる銘柄が沢山あったのですが、時代が変わり、現在ネット・ネットの2/3などという銘柄はありません。
PERによる高安判定方法
バフェットさん曰く「1ドルのものを50セントで買いなさい」「現在過熱している。1ドルのものが2ドル、3ドルで売買されている」だそうですが、高安判定方法をPERを使って解説します。
価値と価格が見合った状態=価値(1ドル)対 価格(1ドル)
安全マージンが確保された状態=価値(1ドル)対 価格(50セント)
価格が価値を上回る状態=価値(1ドル)対 価格(2ドル、3ドル)
PER20なら利回り5%なので、価値と価格が見合った状態と言えそうです。しかし、PER20だと安全域は確保されていない。ちょっと何かあったら橋は崩れ落ちてしまいます。
PER10なら利回り10%なので、「1ドルのものを50セントで買った」と言って良いでしょう。
同様にしてPER40なら2ドル、PER60なら3ドルになってしまいます。
1ドルのものを買うのに、2ドルも3ドルも出してはいけません。
50セントで買わないと。
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