銘柄選びが99%、技術は1%
短期は良く分からないですが、長期はどの銘柄を買うかが99%で、技術は1%です。
良い銘柄を見つけたら買って持っておく。それだけです。
良い銘柄を買う場合でも加熱で買うと高値掴みになって暴落の憂き目にあいますが、しばらく我慢すれば高値を更新していきます。買い方の技術が下手でも銘柄選びが間違いなければよいのです。
銘柄選びが99%、技術は1%とはそういう意味です。
どうやって探すかですが、これも人それぞれなんですよ。
僕の探し方を紹介しますが、マネ出来る所はして、マネ出来ない所は出来ないでよろしい。
20年前までは新聞、雑誌が情報源でした。成長株を見つける手段でした。
新聞、雑誌を手当たり次第に読めば成長株を見つけることができました。
しかし、20数年前にインターネットが世に出てきて、新聞、雑誌の力が徐々に弱くなっていき、魅力が薄れていき、現在は新聞、雑誌を読む気が一切失せてしまいました。
それで現在はどうやって銘柄を探しているかと言うと、東京証券取引所が運営しているTDnetというのがあって、全上場会社からの報告書が公開されていて、決算短信と業績予想の(上方)修正だけ全部開いて読んでいます。
決算短信を全部読むと言っても売り上げの増え方しか見ないですから1通あたり5秒程度です。
決算期になると1日1000通開かなきゃならないので、1通当たりに時間をかけないようにしています。
僕は成長株を探しているので、売り上げの伸び方を見るだけなんですね。
本物の成長株は売上が倍々に増えていきます。
決算短信を開いて売り上げが前年同期比倍に伸びているかどうか、それだけです。
このフィルターにかけると上場企業4000社のうち、残るのは1社か2社しかありませんが、買う銘柄は1社か2社に集中投資なので1社か2社残るだけで十分なのです。
TDnetで成長株を見つけても良決算を出すと加熱します。加熱に飛びつくと酷い目に合うのは古今東西相場の鉄則です。ほとぼりが冷めるまで待つのが吉です。
成長株の良銘柄群を監視していれば苦労なく資産が増えていきますが、監視銘柄がカスばかりだと財産を増やすことはできません。カス銘柄ばかり売買していると資産が減っていく一方です。
あなたがもし今うまくいってないのだとしたら、カス銘柄を監視し、カス銘柄を売買しているということです。
追記
技術が1%と言いましたが、言い過ぎでした。いくら成長株と言っても、銘柄によっては1年の間に倍に上がって半額になるなんていうことが起き得ます。反対に右上がりが何年も続く株もあります。
ジェットコースターのように揺れる銘柄は上手く立ち回らないと儲かりません。
何年も握りっぱなしでいいのか、1年の間にうまく売って買い戻さないといけないのか、どの株を買うかによるのですが、欲に目がくらんで判断が鈍るので、冷静な対応が必要になってきます。
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