株の教科書 走り回って自滅

欲張りは走り回って自滅します。有望株が2つ見つかったらどうするのが最善でしょうか。普通は2銘柄に分散投資します。僕は一銘柄集中投資が好きなのでそうしています。

ここで問題なのが、自分の持ち株が低迷して、買わなかった方が上がる場合です。「しまった」と思って持ち株を処分、乗り換えます。しかし、乗り換えた先が「バブルだよ」とか「短期上がり過ぎ」とか、ネガティブな印象が強かったらちょっと揺れただけで狼狽売りしてしまいます。損確定。そうこうしているうちに乗り換え前の株の方が持ち直してきて強い動きになってきたら再度買い直すのですが、損確定分があるので株数を減らしての再チャレンジになってしまいます。

一回の浮気で懲りればいいですが、何回も繰り返すとどちらの銘柄の値上がりも取れないことが起こります。

これが「欲張りは走り回って自滅する」の真意です。

有望株がAとB、2つある場合、AよりBの方が勢いがあって値上がり幅も大きいかもしれないけれど、どちらの値上がり幅も全部取ろうと思っても不可能ですから、値上がり幅の小さいAだけ取れればいいやと気持ちの整理が必要です。

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ヒデミツ(森近 秀光)

化学専門の高卒ですが、株で20万円を1200万円まで増やした経験があります。この経験を皆と共有していきたい。 投資で稼げるようになれば投資以外の収入は全部使えるようになります。 人生丸ごと遊びになります。 一緒に勉強していきましょう! 出版社様 ご連絡はこちらまで morichika.hidemitsu@gmail.com 070-9013-4195