実力に比して株価が異常に安くなった銘柄に投資することを「実力バリュー株投資」と言います。僕が作った概念です。
「売上/時価総額=割安度合い」で求めます。最低でも5倍からの割安度合いが欲しい所です。
この式の意味は実力の何分の一で売られているかというものです。赤字になっている場合が99.9%ですが、赤字が続くと対策が打たれますので復活します。利益率によりますが、企業の時価総額は売上同等になるケースが多く、上の式で5倍と出た場合、正当な利益が出るようになれば株価は5倍になります。
今僕が投資している株は売上が2000憶円、時価総額が50億円ですので上の式に当てはめると割安度合いは40倍になります。商売が正常復帰すれば株価は40倍になることを意味しています。話1/2どころか話1/4でも10倍です。
赤字続きの場合、復活の狼煙が上がらないと株価は復活しません。今僕が投資している銘柄は
0、3期連続赤字
1、社長交代
2、中期経営計画で27年3月、営業利益率5%と明記
3、特別損失の計上(61億円)
4、役員報酬減額(30%)
と矢継ぎ早にアクションを起こしており、やる気は十分とみています。
実力バリュー株投資がシクリカルバリュー投資と違うのは、業界の好不況と関係ないところです。好不況の波を捉えるのではなく、株価の、実力からのマイナス乖離を買うのです。
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