株の教科書 信用取引をどう考えるか

信用取引は借金です。自己資金を3倍に膨らませて30%凹んだら自己資金が丸ごと吹っ飛びます。それで済めばまだしも、強制決済が間に合わずに借金ができる恐れもあります。

何事も経験なので10代、20代はやってみてもいいです。全財産失うような目に遭ってみれば信用の恐ろしさが身に沁みますし、信用の仕組みにも詳しくなります。10代20代は全損と言っても数百万円なので、その後の人生で十分取り戻せます。

30代以降は信用を絶対やってはいけません。余程自信があるなら止めませんが、信用は20代で卒業して下さい。

あんな危険なこと絶対やっちゃダメだとバフェットさんが言っていました。僕に株の手ほどきをしてくれた親戚のおじさんも「絶対やっちゃダメ」と言っています。信用をやらなくても大金持ちになれるのです。

機関は空売りやり放題で儲けていますが、うらやましく思ってはいけません。買い方一本槍でも大金持ちになれるのです。

信用に手を出すのは早く金持ちになりたい焦りの気持ちの表れです。

ゆっくり金持ちになるのがいいのだと達観して下さい。

信用の誘惑に引っかかるのは、株が上手く行っていない時です。株が上手くいっていて、利益が徐々に積み上がっている時は信用など歯牙にもかけません。上手くいっていないために何か別のやり方はないかと迷い始めて信用に引っかかるのです。

追伸
僕は20歳頃、商品先物取引で追証喰らって担保にしていた株券をまるごと失った経験があります。社内貯金は無事でしたが、運用していた資金は全損して文無しになりました。

ABOUTこの記事をかいた人

ヒデミツ(森近 秀光)

化学専門の高卒ですが、株で20万円を1200万円まで増やした経験があります。この経験を皆と共有していきたい。 投資で稼げるようになれば投資以外の収入は全部使えるようになります。 人生丸ごと遊びになります。 一緒に勉強していきましょう! 出版社様 ご連絡はこちらまで morichika.hidemitsu@gmail.com 070-9013-4195