現在、アメリカのバフェット指数は214%です。バフェット指数とは市場全体の時価総額をGDPで割ったものです。
リーマンショック前が100%で、ショック後が50%でした。その後右上がりに上がり続け、現在214%なのです。ちなみにコロナショックでは一瞬少し下がっただけでほぼ影響しませんでした。
バフェット指数214%。
これがどういう意味か考えてみましょう。
アメリカ株式会社のキャッシュフロー(≒EPS)がリーマンショック前と同じとすると2倍の株価、ショック後との比較では4倍の株価で取引されているということです。同じ稼ぎに対して2倍、4倍ってこと。
実際は、アメリカ株式会社の稼ぎ力(≒キャッシュフロー≒EPS)は15年で増大しているので、PERの評価で測定するのが現実的かもしれません。
リーマンショック前、S&P500のPER17、現在がPER24です。
リーマンショック前より41%高い値段で取引されているということです。
そもそもバフェット指数は100%が天井と言われているのに、現在200%ですからね。
いつ調整が入ってもおかしくないとの読みでバフェットさんは現金を20兆円も積み上げているのです。パニック売りを拾うためです。
パニック時は文字通りパニックになるので、平時に何を拾うかリストアップしておかねばなりません。
それと現金の準備ですね。
追伸
暴落は何か月後なのか、何年後なのかは分かりません。現金を積んで、その時を楽しみに待ちましょう。
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