法人を設立しました。今後、本を出版するにあたって個人だと最高税率55%(所得45%、地方10%)のところ、法人だと33%(法人23%、地方10%)で済む故。「個人名義の財産なんて持たないことですね」は邱永漢先生の教え。
登記そのものは2週間ぐらいで済み、その後、税務署に届けたり、銀行口座を開設したり。今、一か月ぐらい経過しましたが、いまだにガチャガチャやっています。
今、取組んでいるのは「経理、決算」です。始め会計事務所に丸投げしようと思ってオンライン面談までやってもらったのですが、月々4万円、決算が20万円、年間80万円程度かかるよといわれ怯みました。個人事業主時代は全部自分でやって不都合はありませんでした。何かで「個人事業主時代に自分でやっていた人は法人決算も可能」と知り、経理、決算を自分でやる方向に舵を切りました。クラウド会計freeeなら1980円/月で、申告(決算)は24800円程度。税理士に丸投げした場合に比して固定費が1/20に削減出来、さらに経理(経営管理)に詳しくなって会社の中身が良く分かるというおまけまでついてきます。
経理、決算を会計事務所に丸投げした場合でも日々の記録は自分でやらなければならず、また、データが揃っていれば決算はソフトが自動でやってくれるのに会計事務所に80万円も払うのは「意味ないわ」と思いました。
めんどくさいですがインボイスも登録予定です。一応体勢だけは作りますが、どのみち会社設立後2年は消費税免除のようです(ただし届を出したり売上が1千万円を超えると課税される)。
結局税務なんて極論、売上げ(利益)があった時点で法人税が何%か計算して納税用に別口座に移しておけばいいだけの話。出金には税はかけられないので入金にだけ目を光らせておけばいい。小学生でも分かる話です。
昨日、本屋で経理、決算の本を買いました(ひとり社長の経理の基本<インボイス対応版>井ノ上陽一著)。とっつきにくいワードがたくさんありますが、2日で半分読み込み。今まで逃げ回っていた青色申告(複式簿記)も出来そうな気がしてきました。というかやるしかない。
従業員はおらず一人社長で、売上は本の印税、支出は不動産と株の購入。資金の流れはシンプルなので経理素人でも難しくない。というか個人事業主時代とほぼ同じ。クラウドソフトやAI(答えがあるので何でも教えてくれる)を使いこなして一人で切り盛りするのが今っぽくて良いです。
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