ズバリ「ゼロ金利」です。
順を追って説明します。
資本主義は経済活動が徐々に大きくなっていくのが本質です。資本主義は人間の欲に根ざしており、人間の欲は無限だからです。
ところが日本のGDPだけ30年横ばいです。
なぜそんなことになったのかという犯人探しが本稿の目的です。
新しい産業が生まれなかったのが原因と思われていますが、話があべこべなのです。
ゼロ金利で毎年稼ぐお金が全部アメリカに流れていくから経済が大きくならず、活発にもならず、新しい産業が生まれないのです。
分かりやすく別の言い方をします。
GDPが大きくなるとはどういう状態をいうのでしょうか。
日々、全国民が経済活動を行っています。
利益が上がってきてお金が出来ます。お金が増えていくのが資本主義ですから当然です。
そのお金が日本国内を駆け巡れば、経済が大きく、活発になります。
つまり、稼いだお金により、日本国内を循環するお金が徐々に増えていく状態を『GDPが大きくなっていく」というのです。
ここで問題なのが「ゼロ金利」です。
経済活動を行って増えたお金が日本国内を循環しないとGDPが大きくならないのに、「ゼロ金利」によって増えたお金が全部アメリカに流れて行っています。
必死で仕事をしても一向にGDPが大きくならない真の原因です。
日本は景気が悪いから「ゼロ金利」なのだと思い込まされていますが、これも話があべこべでアメリカの洗脳工作です。
「ゼロ金利」で稼いだお金が全部アメリカに没収されているからいつまでたっても景気がよくならず、GDPが増えないのです。
ですから対策は簡単で、岸田首相が日銀を支配し、金利をアメリカと同じ水準まで上げ、稼いだお金がアメリカに流れていくのを止めればいいのです。
そうすれば資本主義の本来の姿、徐々に経済活動が大きく、活発になっていく状態、つまり日本国内を循環する円が増えていく状態、GDPが大きくなっていく状態が生まれます。
増田俊男さんが言いたいのは以上のようなことだと推測しました。
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