何事にも明と暗がありますよという話ですが、今日は円安政策について。
お札を刷りまくって円安にしました。
刷りまくったと言っても適正に戻しただけなのかもしれませんが、通貨量の話は一旦脇に置きます。
円安政策の何がいけないかと言うと、通貨価値は「通知表」だからです。
こういうことです。
全日本人が10年頑張って仕事をしました。評価は、外国通貨との比較で可能です。
10年前は2.8円/タイバーツでした。現在は3.6円/タイバーツです。
10年頑張って5%でも円の価値が上がっていれば「頑張ってよかったね」とみんなでおいしいお酒が飲めます。
ところが円安政策だと通貨価値が上がるどころか下がっていますからやりきれない気持ちになります。
僕らの頑張りは何だったのか、意味がないじゃないか、政治の舵取りが間違っている、首を切れ、と言いたくなります。
円/バーツ レートでいえば10年で約30%評価が下がっています。
全日本人にバツがつけられたらそりゃみんなしょんぼりします。
というわけで次は円高政策を要求しよう。
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