不動産?ふふふ。怖いよね。業界は魑魅魍魎が住む魔界村ですから。
不動産は身動きできなくなる財産(不動産)です。入居者探し、購入後の管理などを考えたら土地に縛られるのは間違いありません。
世界中、飛び回りたい、余計なことは考えたくない若い人は手出し無用です。
若くとも不動産ビジネスに強い関心がある奇特な人に、実際に大家をやっている経験(15年前始め、2軒手掛けた)から、大事だと思うポイントを一点だけお伝えします。
それは利回りです。
借り入れをした時に返していけるのか、投資したお金がどのくらいのスピードで大きくなっていくのか、全ては利回りによって決まります。
つまり、購入した時点で「うまくいく、いかない」という未来は決定していると言っても過言ではありません。
「投資用新築ワンルームマンション」ってよくありますけど、利回り3%だったら業者が儲かるだけで、買った人は貢ぐ君です。
築20年、利回り25%のマンション。そんな好条件の物件は滅多にお目にかかれませんが、もし見つかったらうまくいくはずです。全額自己資本がいいのは間違いありません。借り入れを起こして賃貸しする場合でも、金利が3%であれば余裕で返済していけますので大きな金額が手元に残ります(借り入れしたことがないので正確な金利はわかりません)。
例を2つだけ挙げましたが、そのほかにもいろんなパターンがあってやり方次第です。
もし、不動産に大きな興味があるが、手堅く、小さく、実験的にやってみたいという人は、自家用の物件を手がけてみればいいと思います。
東京で一人暮らしなら「200万円台の中古1K」というイメージ。借金なら4年で完済したい。
自家用であれば入居者を探さなくても自分が入居者ですから、借り入れをした場合の返済も計画が立てられます。
自家用といえども利回りを大事にしてください。
将来退去して賃貸に出す場合でも利回りが悪いと商売になりません。
不動産を持つとは「地球儀に点を打つこと」。アパホテル社長の言葉。
実際に所有してみれば、得も言えぬ富裕感に包まれ、不動産が持つ力に驚くでしょう。
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