昨年9月頃にマイクロソフトのノートパソコンを買って、やっと使い慣れてきた最近になってAI「Copilot」が実装されていることを知り、イラストを生成してみたり、調べ物をしたりで使っています。イラスト生成についてはこの前の記事で触れたので、今回は調べ物について感想を記します。
その前に基本情報ですが、報道の通りマイクロソフトはChat GPTを作ったOpen AIの株式を49%保有しており筆頭株主です。2023年1月に1兆5000億円で買ったそうです。Open AIはマイクロソフトの会社なんですね。
さて。
マイクロソフト「Copilot」はChat GPT4を内包しており、「Copilot」と「Chat GPT4」は似たようなものですが、「Copilot」はマイクロソフトのノートパソコンに実装されていて連携がよく、使い勝手がすこぶる良いです。
ネット閲覧している時や、ふと疑問が浮かんだ時は「Copilot」のアイコン(上のPRE図柄)をクリック一発(又はショートカット スタート+C)で「Copilot」の初期画面がディスプレイの右側1/4に縦長画面で立ち上がってきて、「何でも聞いてください」と傅(かしづ)くではありませんか。
グーグル検索だとSEO記事が邪魔ですし、質問もピンポイントでなければ期待する回答が得られません。
「ところが」です。
「Copilot」は複雑な質問やふんわりした質問をしてもそれを理解し、ネット上にある情報を調べ尽くした上で期待に応える回答をします。さらに引用元を明示して「もっと詳しく知りたい場合はこちらの記事をご覧ください」と言ってきます。
Google検索時代は人間がサイトをあちこち飛び回って調べないといけませんでしたが、Copilot検索時代はAIが調べ尽くしてくれるのですね。
体感的にはGoogle検索で1時間かかっていた調べ物がCopilot検索だと5秒でできるようになったイメージです。
アマゾンはショッピングを効率化して世界征服しましたが、Copilotは検索の効率化で世界征服すると思われます。アマゾンと同等の衝撃なのです。
マイクロソフトのパソコンはこんなにすごいなんて知らないまま買いました。ヤマダ電機の店員さんも「Copilot」については説明してくれなかったのです。多分知らないんでしょう。マイクロソフトのパソコンを使っている人か、特別なレクチャーを受けた人しか知りようがないので。
マイクロソフトの営業部隊はもっと「Copilot」のすばらしさを前面に出してセールスを行えば、今の10倍パソコンが売れると思いますよ。アップルの売上をごっそり持って行く未来が見えました。(参考記事:アップル論)
マイクロソフトのCEOサティア・ナデラさん、いいパソコンを売ってくれてありがとうございました。
追伸
ちなみにスマホにも「Copilot」をインストールしていますが、ほとんど使っていません。僕は1日の大部分パソコンを使うので、スマホ版を起動することが無いのです。スマホはwifiアクセスポイントにしているだけです。
最近のコメント