ユーチューブが勢いづいてきて、テレビが黄昏ています。
いろんな切り口がありますが、コンプライアンスを題材にします。
同調圧力が強いのは強みであり、弱みでもあります。
真面目な気分の時にふざけた人が出てくるとブーイングの嵐で出番がなくなります。
真面目だったらいいのかというとダメなケースも多々あります。
仕事や勉強でこん詰めた人はおちゃらけを見て解放されたいと思います。
そんな気分の時に大学教授が出てきて数式を語りだしたら激しくブーイングされます。
真面目ですからコンプライアンス的には問題ないですが、おちゃらけを見たい人はチャンネルを替えるでしょう。
気分は様々です。
クラシックを聴きたい、おちゃらけを見たい、数学の勉強したい、経営を学びたい、蟻の生態を見たい、、、
チャンネル一つ、番組一つで全ての気分に対応できるわけがありません。
ユーチューブは10万チャンネルなのか100万チャンネルなのか知りませんが、見たくないチャンネルは非表示にすればいいだけですから怒って通報する人は基本的に「いない」ことになります。
テレビの特徴が薄れていく一方で、ネット動画は才能が爆発する。
中学時代は取り憑かれるぐらいテレビも無茶苦茶やってたんですけどね。
何でこんなことになったのでしょうか。
一人一人が意見を言うようになったから。
それはいいでしょう。
何が問題か。
人の意見を聞き過ぎているのが問題。
グレーゾーンは広いですから、「なんか文句あんのか」と突っ走る強さが欲しい。
テレビに必要なのは押し切る力。親分の覚悟ですね。
クレーム言ってくるような人は実は恐くない。
テレビ局に殴り込みにくるような種類の人ではありませんから。
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