「スポーツには世界的な人がゴロゴロいるのに、なんでビジネスで世界制覇する人が出てこないのだろう」と長らく言われてきました。
この問題を角度を変えて見つめてみました。
相撲界にはモンゴル出身の横綱がずらりと並んでいますが、世界的なモンゴル企業というのは聞いたことがありません。
簡潔にいうと「言語体系の違いかな」と思いました。
スポーツを「数学」、ビジネスを「英語」とすれば、「数学が出来るのなら英語も出来ないとおかしい」というのは筋違いです。
数学と英語は全く別の能力と考えた方がいいでしょう。同じくスポーツとビジネスも別の能力。
「日本のビジネスは駄目だよ」と言いたい訳ではありません。日本人に世界的ビジネスを産む能力があるのは昭和の時代に証明済み。
この30年間、種があっても土も水も肥料も無かったというのが僕の見立てです。
アメリカに吸血されて金融市場が空っぽだったのが原因だと思います。
スポーツ、例えばマラソンはシューズ一足で世界が狙えます。乱暴に言えばスポーツにお金はいらない。
ビジネスはお金がかかります。例えば起業家が銀行にお金を借りに行ったとします。銀行にお金が無かったら帰って下さいと言われておしまいです。いくら素晴らしいビジネスだったとしてもお金がなかったら芽がでないし、大きくもなりません。
今後、日本国内がキャッシュリッチになれば大木がドンドン育っていくのではないかと期待しています。
能力有り×資本有り=大成功!
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