大学行って成功する人もいる。中卒で成功する人もいる。だから人によるという結論になるが、それじゃわからないと思うので説明します。
高卒で社会に出るとどうなるかというと、組織の最底辺に置かれ、小突き回されます。年収200万円の最底辺でいいと思う人も結構いますが、自尊心の高い人はコンプレックス(劣等感)をバネに奮起します。「成り上がってやる」と決意します。
世の中、学歴がなくても関係ないジャンルは結構あって、例えば株式投資家、小説家、対米中韓戦争活動家、大家。そこら辺を極めればいいのだと気づきました。
大体、大卒を志向する人は他力本願です。奴隷の長になれればいいやという人が結構います。
僕は華東師範大学へ語学留学に行きました。1年居るつもりだったんですけど、周りの日本人留学生がことごとく「商社で働きたい」と言うのに愕然として、彼らとはビジョンを共有できないと思って半年で立ち去ったのです。
「商社で働きたい」というのは分かるが、なぜ「商社を作って社長になりたい」と言わないのだ。立派な大学出てるのにと呆れました。
尊敬する是川銀蔵さんとは明らかに違う人種でした。語り合えないと思った。彼らの目的地は僕が命からがら逃げ出した場所。地獄だと知っていた。
大学卒の資格を持つと、安心してしまいます。危機感がない。高卒などの底辺を横目にふんぞり返ります。
だから会社から帰ったらビール片手に野球を見るという人生になります。
高卒以下は危機感を持っていますから、実力を高めるための勉強に勤しみます。
1年では差はつかないが、5年、10年経過すると圧倒的な差になっています。
ウサギと亀の寓話はこんなところにも現れます。抑圧されたバネは大きく跳ね上がります。
大学捨てるぐらいの決断力があれば、その他の見えない鎖をぶった切るのもわけないでしょう。
以上、美しい詩にならなくて残念だが、ドロドロの人間社会が美しいわけない。
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